20230902 エドサトホンショーVol.3
タイトル: 『エドサトホンショー Vol.3』
出演:サトシホンダドットコム
日程:2023年9月2日(土)
会場:東京 下北沢 MOSAiC
セットリスト
01. Welcome to the Jamboree (新曲)
02. Who am I ?
――――MC――――――
03. Hello Hello
04. Imposters
――――MC――――――
05. A Song for You
06. Hide in the Shell
07. HAPPY MAD
――――MC――――――
08. Look for the Truth(新曲)
09. ‘O Sole Mio
10. When I was Fourteen
――――MC――――――
11. Wonder by Wonder
12. Hot Sweet Pie~
13. Faraway Hideaway
en. She’s So High
en. GSF
202308 ROCK GEEK DAYS(サトホン鹿児島公演レポート)最終話
本年インディージョーンズの新作が公開されて話題になったが、まさかこんな近くにインディアナジョーンズ先生がいるとは思わなかった。しかも日本では学校の校長先生をしながらアニーという偽名でベースまで弾いているとは、何たる才能、何たる多才(笑)
復元された竪穴住居
もちろん子供たちは興味津々
正篤! よそ様の家に勝手に上り込んじゃダメでしょ!
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さて、長かった鹿児島ライブリポートがついに終わりを迎える事になりました。
皆さん長々とお付き合いいただきありがとうございました。
前にも書きましたが、今回の鹿児島ツアーは天候の問題や、そもそも初めて訪れる場所という事で色々不安な事もありました。しかし数ヶ月前からこのツアーが成功するように尽力してくれた皆さんのおかげでこんだけ充実した日々になりました。改めてお礼を言いたい。
皆さん本当にありがとうございました。お世話になりました。
こんなどこの骨ともわからないバンドですが(虫歯はあります)、少しでも皆さんの記憶に残ってくれたら、少しでも爪痕が残せたなら本望でございます。
これに懲りず、また呼んでいただけるよう精進してまいりますので、今後ともサトホンをよろしくお願いいたします。(ここじゃなくて直接言え!)
心配していた台風7号は自転車並みのスピードだった為、予定通りのフライトにて羽田に戻ってくる事が出来ました。ありがとう鹿児島!!ありがとう金八先生!!!!
暮れ〜なずむ町の〜♪
202308 ROCK GEEK DAYS(サトホン鹿児島公演レポート)第十三話
高級鰻で腹を満たし財布を空にし、あとは東京に戻るだけとなったわけだが、大切な事を触れるのを忘れていた。実は東京から鹿児島に出発する頃には太平洋沖に新たな台風7号が発生していたのだ。
しかもその7号は進路予想にて我々が帰る頃にちょうど暴風域に入るかもしれないという事で
行きの時点ですでに『やばいのは帰りの飛行機、鹿児島には行けるだろう、しかし戻ってこれるかどうか?』という会話がなされていた。 また輪をかけてまずいのはその時期だ。
東京に戻る日は8/14とまさにお盆真っ只中。もし仮に飛行機が飛ばず陸路で帰るとなった場合でも新幹線などの列車のチケットが軒並み完売状態で入手困難だったからだ。
なかなかスリリングな展開だったが、そこは何と言っても強力な晴れバンドである我らサトホンなんで、何と無く大丈夫なんじゃないかなと根拠のない自信を感じていた。
鰻を食したあとは、午後7時の飛行機まで丸々半日時間があるという事で、アニーとロッシーが鹿児島観光に連れて行ってくれた。
前もって混雑しているところは避けたいという無謀なリクエストをしていたため、色々と策を練ってくれたようだが、彼らが連れて行ってくれた場所は桜島が望める絶景ポイント、しかも観光客ゼロという穴場中の穴場だった。
こんな景色が見れて混雑もゼロなんてありえないです。ちゃんと展望台があるんですけどね。
うーん絶景!
素晴らしい景色に見惚れていたら、まーちゃんが鰻の影響による便意を模様したので急ぎ移動。
途中なんとか山奥にトイレを見つけ、こちらの活火山は噴火を防ぐことが出来た(笑)
出すもん出してしまえばこっちのもの、という事で次に向かったのは『上野原縄文の森』。
こちらは縄文時代早期から中世にかけて上野原遺跡から出土した土器や石器を中心に展示している施設という事で、まさかライブツアーの旅先でこんな素晴らしいところにお邪魔できるとは思っていなかった。
展示館ではスタッフの方が付きっきりで丁寧に解説してくれたおかげで歴史の勉強になった。悪ガキ3人は実際に出土した人骨の解説を食い入るように聞いていたが、突然ロッシーが『この人、虫歯ありますね』・・・と(爆)
そうか、そうだった。前日ステージでZIGGYを歌うイケメンだったのですっかり忘れていたが、この男は歯科医の院長先生だ!!
俺たちが漠然と骸骨を眺めている時に、この男は歯を見ていたのだ。恐るべし、やはり餅は餅屋
歯医者は歯科医だ(当たり前)
ところで色々な展示物を見ていく中で、俺はなんか違和感を感じていた。
BNR改めBRNのベーシスト、アニーが妙に展示館のスタッフに馴れ馴れしいのだ。
いくらなんでも初対面でこの馴れ馴れしさはちょっとやりすぎじゃないのか?欧米か!
人への礼儀、挨拶を何よりも重んじる俺(子供にも敬語が基本)としては、この馴れ馴れしさが段々と鼻についてきた。しかもよくよく観察していたらこの男は素人のくせに出土品の補足説明までしているじゃないか。お前!何を知ったかぶっているんだ。
『よし、今度馴れ馴れしく喋ったら俺が一発喝をいれてやろう』
『何か講釈をたれたら俺がその鼻をへし折ってやる!』
そう思っていた矢先だ。俺は初日の夜、空港からの移動の車の中でロッシーが話していた事を突然思い出した。
『ベースのアニーは学校の先生であり、考古学者なんですよ』
・・・・・・。
そう、アニーは金八先生でありインディージョーンズだったのだ。
202308 ROCK GEEK DAYS(サトホン鹿児島公演レポート)第十二話
10時過ぎに鰻店の前に到着した我々を待っていたのは大勢の人だった。朝10時過ぎから鰻を食べようと思う人がこんなにいる事に正直驚いたが、この感じでは馬鹿正直にランチタイムに訪れたら一体何時間待つ事になるのだろう。たぶん3時のおやつぐらいになるんじゃないのか(笑)
今回の鹿児島ツアーで終始感じたことは、現地で迎えてくれたスタッフの皆さん、現地の友人たちが本当に良くしてくれたことだ。空港へのお迎えに始まり美味しいお店を見つけてくれて連れて行ってくれたり、さらには我々がくる前に席を取ってくれていたり。本当に至れり尽くせりのストレスフリーだった。
皆さんお世話になりました。ありがとう。何度も言うよ、君は確かに、僕を愛してるぅ(Say Yesより)
自惚れんじゃねぇ!とツッコミが入る前に先を急ごうw
うなぎの名店にはBNR改BRNのベーシスト、アニーが先に並んでくれていたおかげで開店と同時に入ることが出来た。メニューを睨むこと5分。皆んな誰も頼まない。 心の中では『これを頼もう』とあたりをつけているはずだとは思うが、誰も何も声を発さない。
駆け引きが始まっていたのだ。
これについては他の人の本音を知ることが出来ないため、俺個人の葛藤を紹介する事で許してほしい。
(松が3,250円で竹が2,450円か、この二つは何が違うんだろう? 量かな?それとも鰻の質??
重と丼どっちも同じ料金なんだな。でも重の方が金持ちっぽいよなぁ。
ビールも飲むから竹で良いかもな。俺のような庶民にはそれがふさわしいよ。そもそもお前、鰻の美味い不味いの違いが分かるのか? アナゴしか食った事ないだろう?
ここは周りの連中に、『あぁサトシ、貧乏だから松が頼めないんだなぁ、フフッ』と思われないようにいかに自然に竹を頼むかだ。何!? 梅1.650円?? 半額じゃん!!)
他の人が何を考えていたのかはわからんが、とにかく俺はそんな事を物凄いスピードで考えていた。
ただし熟考に熟考を重ねて出しただけに結論には自信を持っていた『うな丼の竹』。うん間違いない。
おそらく昭一もまーちゃんもその辺りで来るはず。さぁ!!いざ我注文せり!!!
店員さん『いらっしゃいませ〜!ご注文は何にしますか?』
昭一『鰻重、松で』
正篤『鰻重、松で』
アニー『鰻重、松で』
ロッシー『鰻重、松で』
・・・・・・。
202308 ROCK GEEK DAYS(サトホン鹿児島公演レポート)第十一話
ヒラメは無理でも俺たちには鰻がある。
これはこのライブリポートの第一話、台風襲来のくだりで俺が口ずさんだ言葉だ。
随分と昔の事のようだが、それはこの旅日記が無駄に長く長期間に渡ったせいであって
実際のタイムラインでは実質三日前の話である。
二日間のライブを終えた翌朝、我々3人はロッシー所有の高級セダンに乗せてもらって街へ繰り出した。後部座席に座るなり俺はこっそりとガソリンの残量を確認した。(よし満タン!!良いぞロッシー)
心の中で指差し確認をし彼に労いの言葉をかけた俺は思わず『ガソリンは満タンでも俺の胃袋はエンプティーだよ』と口に出してしまう。今から思えばこれは赤面ものだったなぁ。
ところで鹿屋のトンカツ同様、これから行く鰻屋さんも地元ではかなり有名、老舗中の老舗だと言う。それを聞いた我々一同にまたもや緊張が走った。
というのもこれから向かう鰻屋は午前10時半開店だが、その時点ですでに15組は並んでいるという話だったからだ。
そんな名店にこんな何処の鰻の骨ともわからない旅芸人がノコノコと行って良いのだろうか。
それにこの炎天下、15組目だったら俺は待つ自信が無い。
『立ち食い蕎麦や牛丼の店と違い本格的な鰻屋となれば、座ってから料理が並ぶまで40分、そこから鰻重を味わうとしたら最低でも滞在時間は2時間コースだろう?
しかも開店と同時では全員が横一列のスタートラインな訳だから、もし最初のターンで入店出来なかったら2時間は待つ事になるんだぞ!
202308 ROCK GEEK DAYS(サトホン鹿児島公演レポート)第十話
この日のライブも初日同様に良いライブになった。
昨日の鹿屋に続き観にきてくれた人や、十年ぶりぐらいに会う友人なども居てとても楽しい一日になった。
初めてお話しする方も多かったが、共通して言えたことは皆さんバンドで演奏することを心から楽しんでいるという事だった。
そんな松山千春モードに入った俺は今一度初心に戻り演奏する事の素晴らしさ、ステージに立てる事への感謝の気持ちを持って今週末のツアーファイナルに臨むつもりだ。
01. Hello Hello
02. Who am I ?
――――――――
03. A Song for You
04. Wonder by Wonder
――――――――
05. ’O Sole Mio
06. HAPPY MAD
――――――――
07. I’m Getting Blue(Guest Vo. Uchida & Arimura from BRN)
08. GRORIA(Guest Vo. Uchida & Arimura from BRN)
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09. She’s So High
10. G.S.F
202308 ROCK GEEK DAYS(サトホン鹿児島公演レポート)第九話
下船する寸前、タッチの差で昭一も無事に戻り一安心。我々は二日目の会場である鹿児島市のSRホールに向かった。会場付近は人も多くお店もたくさんで土曜日という事もあり賑わっていた。
前日の打ち上げの時だったかBNR改めBRNのウッチー改めロッシーが『明日は本番前にうちのバンドのバンド名の由来になったラーメン屋に行きましょう!』と言われていたので、今日がうどんラーメンの麺続きになる事は覚悟していた。
なんか商品名みたいだな。日清麺続! マルちゃん麺続! エースコック続麺!!みたいな。
・・・やめよう、脱線は。時間がないんだ。
今日のライブは沢山の地元の素晴らしいバンドと共演できるという楽しみもありましたが、そのトリを飾るのが高橋まこと先輩率いる『高橋まことさんバンド』という事で鹿児島の地でまこと先輩と再会が果たせたのは嬉しかった。
まことさんは来る早々、近所で買ってきてくれたという『両棒餅(ぢゃんぼもち)』という銘菓をお裾分けしてくれた。何という優しい先輩なんだ。
ちなみに今日のライブはこのようなメンツでした。(敬称略)
SONØDADDY
BRN.Live-gym
Bamboozle
サトホン
高橋まことさんバンド
時間の関係でRHも本番も一部しか観れませんでしたが、どのバンドも本格的そして楽しく演奏していたのが印象的でした。そしてBOφWYの偉大さを改めて感じましたよ。日本全国どこに行ってもこれだけフォロワーがいるバンドなんてBOφWYとZIGGYとREBECCAぐらいのもんじゃないのか!?
そしてそんな素晴らしいバンドの人達と今こうやって一緒にバンドや対バンをやれている俺はなんて幸せなんだと、早くラーメンこないかなと。
なかなか出てこないラーメンを待ちながら各自想いに耽るオジ様達。
両端寝てるじゃん!!
202308 ROCK GEEK DAYS(サトホン鹿児島公演レポート)第八話
のんびりしているつもりはないのだが、出来ることからコツコツと精神でレポートを書いていたら目の前に次回のツアーファイナル公演(9/2 東京下北沢MOSAiC)が迫っている事に気付いた。
これはまずい。人の記憶というものは常にアップデートされて行くものであり、それに加え俺なんかの場合は老化による記憶力のダウングレードも同時発生している。早くこのレポートを書き上げないと鹿児島での記憶がモザイクのようにぼやけてしまうわよ!
そう!モザイクと言えば、偶然だが来週に待ったツアーファイナルの会場と同じ名前じゃないか!!ワオ!!!
チケット絶賛発売中です。(配信はこちら)
・・・・・よそう、誘導尋問的な押し売りは(笑)
さて鹿児島グルメ旅行二日目、じゃなかったライブ二日目。
前日の打ち上げの席だったか、鹿児島市への移動はフェリーにて行う事。そしてそのフェリーで食べるうどんが最高である事を聞いていた我々は例に漏れず食す事とした。
本当にフェリーの中の立ち食いうどんがそんなに美味いのかと半信半疑ではあったが、確かにうまかった。船の甲板から海を望みながら食べるというロケーションも手伝い、果たしてどうやら最高だった(笑)
しかし乗船時間15分、その間にうどんを注文し素早く完食しなければならないという荒業。桜島を見ながらのんびりという訳には行かなかったがそれでも素晴らしい時間となった。船が港に到着したので車に乗り込んだら昭一が戻ってこない。
電話しても出ない!!
あいつまさか この土壇場でうどんをおかわりしに行ったんじゃ!??
202308 ROCK GEEK DAYS(サトホン鹿児島公演レポート)第七話
良いライブの後はお酒も美味い。演者、スタッフ、関係者、そして今回はクラウドファウンディングに申し込んでくれた方も交えての楽しい打ち上げを行いました。
地元の名産品を肴に今日のパフォーマンスについて語り合う。
これこそがツアーの醍醐味。これがあるからやめられない。ミュージシャンをやっていて良かったと思える瞬間でもある。
だのに昨今のバンドマンは打ち上げもせずに帰宅してしまうというじゃないか。それって俺からすれば王将に行って餃子を頼まない、とか、ツアー先の打ち上げで大嫌いな椎茸(しかも巨大)が目の前で焼かれるというぐらいの暴挙だと思う。
ちなみに椎茸嫌いは俺なんかよりもうちの兄貴の方が有名なんだが、嫌い度数で言うともしかしたら俺の方が高いのではないかと思う。知り合いに俺がどれぐらい椎茸の事を嫌いかと説明する時に使う例えがあるのだが、昔とんねるずの食わず嫌い決定戦という番組があったのをみなさんも覚えているだろう?
細かいルールは割愛するが、相手に悟られないように嫌いな料理を食べて『美味い美味い』と芝居をするわけだ。
俺にとっての椎茸はそういう芝居ができないレベルとでも言うべきか、とにかく匂いも見た目もだめだが、仮に口にでも入れようもんならその場で『おえっ!!』となってしまうので相手に一発でバレてしまう。
ちょうど良い機会だったからそれぐらい苦手だと言う事を皆さんに知っておいてもらっても良いのではないかと思ってたから話せて良かったと思う。(まわりくどい)
あれ、何の話をしてたんだっけ。
まぁ良い。明日もライブだ。おやすみなさい
202308 ROCK GEEK DAYS(サトホン鹿児島公演レポート)第六話
どこにも告知せずにひっそりと更新する事をサイレントポストと呼ぶ。
かどうかは知らないが、先ほどBRNのベースのアニーから連絡があり、
『ちなみにレポート見てふと気づいたのですが、うちのバンドはBNRじゃなくてBRN (Black ROCK NOODLE)正式名称:黒岩ラーメン)だったようです』
と指摘を受けたので、ひっそりと修正しました(笑)
調べてみたら一箇所や二箇所ではなく都合十箇所以上でBNRと書いていた。これは単なる誤字ではなく、完全にバンド名を間違えて覚えていたという事だ。 にしても『だったようです』とは(笑)
理由はどうあれこれはうちのバンド言うならばサトシホダンドットコムと言っているようなもんで、大変無礼な話である。
略したらサトホダとなり、なんとなく響きも収まり悪い。
BRNの皆さん大変失礼しました。
ってか、ロッシーも早く指摘してよ。
さっき、鯛を釣った話をした時に、『第四話まで見てますよ!!続きも楽しみにしてます』って言ってたじゃん(笑)
202308 ROCK GEEK DAYS(サトホン鹿児島公演レポート)第五話
第五話にしてようやくライブの話に到達するという全く遅々として進まない牛歩戦術とも言えるブログな訳だが、過去のライブリポートを見ていただくと分かる通り、当HPのリポートではライブ自体の事について殆ど触れていない。
これは我々のライブを言葉で言い表す事が難しいからである(笑)面倒くさいからでは決して無い。
だが、今回だけは触れずにはいられないだろう。つまりはそれだけ素晴らしいライブだったからだ。
鹿屋市 WeiBで行われた本公演は、前述のBRNとのがっぷり四つのライブになった。先に演奏となったBRNはドラムの有村君がプログラムした同期ものに乗る形で彼のドラムとアニーのベースがグングンと来る。そこにナオ君のギターとウッチーのボーカルが加わって『ウルトラソウル!!』とやられたらたまりませんよ。楽屋でその模様を見ていた我々も思わず一緒に『ソウル!!』と手を挙げてしまっていました。ドラムのまーちゃんが小さい声で『透』と続けていたのを俺は聞き逃しませんでしたがね。
BRNが会場を盛り上げてくれて、いよいよ最後の曲! となったところで俺的にはまさかのサプライズ。
ウッチーが我々との出会についてMCで語ってくれたと思ったら、最後の曲として私が長年やってきたバンドfringe tritoneの『NO WAY HOME』という曲を演奏してくれたんです。彼曰く俺と初めて会った日にこの曲を演奏してたようで、なんだか縁と時の流れを感じますなぁ。
ここにはもう一人ゲストのギター中村君が参加しギター二人体制でまさにフリンジを再現。
これは嬉しかったですね。楽屋で『ずっとずっと〜!』と口ずさみながらズボン履きかえてました(笑)
突然ですが、たった今ウッチーから『僕のニックネームはロッシーです、今さっき鯛を一匹、アジを四匹釣りました』と連絡が入ったのでお詫びして訂正させていただきます。以後はロッシーに統一させていただきますので関係各位にも宜しくお伝えください(笑)
さて、ロッシー達のライブが終わり次は我々サトホンの出番だ。
ぶっちゃけ遥か遠い東京から来たどこの馬の骨ともわからないバンドですから、ステージに上がるまでは『アウェイ感満載なんだろうなぁ』という気持ちでいました。
ところがギッチョン(古い)実際にステージに出てみたら、皆さんの目が温かい。そして何より盛り上げてくれてありがたかった。遠路はるばる遠征してきてくれた人、地元や近県にお住まいの方がわざわざ会場に足を運んでくれたようで。先日の大阪公演もそうだったけど終演後に『ずっと来てくれるのを待ってましたよ!』と何人かに声をかけてもらって本当に嬉しかったなぁ。
ライブ自体も東京、大阪と短いタームで公演を行ってきたためバンドのコンディションもグッド!非常に良いパフォーマンスをする事が出来ました。ライブ中に自分ながら『バンドっぽくなってきたなぁ』と実感しながら演奏していました。演奏中の自分たちを俯瞰で見ながら客観的にダメ出しするというまさに幽体離脱、一歩間違えれば三途の川的な感覚ではありますが、つまりはそんな事です。(どんな事だ!)
いや、でもマジで演奏良い感じになってきてますんで、今後のサトホンには更に期待していただきたい!次は9/2 東京下北沢MOSAiCでのワンマン。チケット絶賛発売中です。(配信はこちら)
さらっと告知を入れつつも続きますw
ライブは後半に差し掛かるにつれ、どんどんとヒートアップ。
気づくとPAの櫻井さんも最前で腕を挙げて乗ってくれていた。櫻井さん!仕事して!!笑
SNSでも書きましたが、結果的にこの日のライブはサトホン史上最高の盛り上がりを見せたライブと言っても過言では無い最高に熱いライブとなりました。
そしてアンコールではサプライズとして、ゲスト参加の形で何とREBECCAとZIGGYの曲を演奏いたしました。
REBECCAコーナーには地元のボーカリストみゆきちゃんが、そしてZIGGYコーナーにはBRNからロッシーと有村君がツインボーカルとして参加。
個人的にはZIGGYのカバーは演奏した事ありましたが、REBECCAは初だったので新鮮でしたねぇ。会場は大盛り上がりで、いや〜どっちも楽しかった!
(ZIGGYを演奏するロッシーと有村君とサトホンのオジ様達)
という事で、本日の日記はこの辺で! 次回につづく。
疲れた〜(笑)
セットリスト
01. Hello Hello
02. Who am I ?
――――――――
03. A Song for You
04. Hide in the Shell
――――――――
05. ’O Sole Mio
06. When I was Fourteen
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07. Wonder by Wonder
08. She’s So High
09. Hot Sweet Pie~
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10.Faraway Hideaway
en2. Friends (Guest Vo. Miyuki)
en4. GRORIA (Guest Vo. Uchida & Arimura from BRN)
202308 ROCK GEEK DAYS(サトホン鹿児島公演レポート)第四話
翌朝は午前10時50分にホテルフロント集合という事で一同に緊張が走った。
というのもこれから向かうトンカツ屋は午前11時半開店だが、その時点ですでに30名は並んでいるという話だったからだ。
そんな名店にこんな何処の馬の骨ともわからない旅芸人がノコノコと行って良いのだろうか。
それにこの炎天下、30番目だったら俺は待つ自信が無い。
ラーメンや牛丼の店と違い本格的なトンカツ屋となれば、座ってから料理が並ぶまで30分、そこからトンカツを味わうとしたら最低でも滞在時間は1時間コースだろう?
しかも開店と同時では全員が横一列のスタートラインな訳だから、もし最初のターンで入店出来なかったら一時間は待つ事になるんだぞ!
無事に座れた我々はまずトンカツが来る前にビールを頼んだ。何?ライブ前に不謹慎だって?
いやいやこれだけの猛暑だ。コップ一杯のビールを三人で分ける一杯のかけビールであればアルコールを注入しても倫理的に許されるはずだ。そう自分に言い聞かせて三人で瓶ビール2本頼んだ。悪いか!
ちなみに今回の鹿児島ツアーはBRNのドラムである有村君が企画し仕切ってくれていたのだが、彼には非常にお世話になった。そして彼のオフィスのスタッフの皆さんにも本当にお世話になった。ここで改めてお礼を行っておきたい。ありがとうございました。また是非呼んでください!!
良い感じで内容を端折っていけてます!
こんな感じでつづきます。
追伸トンカツ屋さんはトンカツもうまかったが味噌汁また美味かったです。
202308 ROCK GEEK DAYS(サトホン鹿児島公演レポート)第三話
無事に鹿屋について我々を待っていたのはコンビニ弁当ではなく、ウッチー所属のバンドBRNでベースを弾いているアニーのお姉様がやっているお店だった。深夜にも関わらずお店を開けてくれていただけでなく地元名産の料理を用意してくれていたのだ。
予想外のサプライズと心遣いにメンバー三人とも胸を熱くしたに違いない(お前はどうなんだよ)
こんな何処の馬の骨ともわからないオッサン三人を店に入れてくれた上に食べ物までご馳走してくれるなんて、本当にありがとうございます。明日から一生懸命働きます!!なんでもやりますから遠慮なく言ってください!!とお店を仕切ってくれているお姉さんに伝えたら『じゃぁまずはそこに溜まってる皿洗いからだよ、あんたら手を抜かずしーっかりとやるんだよ!』と、いう口の動きをしたように見えたがそれは気のせいで、実際は『明日からライブ頑張ってくださいね!』と言われた。
俺はどんだけ夢想家なんだ。(使い方が違う)
お姉さんとアニー、そしてウッチーと櫻井さんにお礼を言って我々はホテルに戻った。布団に入りながら俺は心の中でこう思った。
『よし!明日は頑張るぞ!最高のライブにしてみせる。だがまずはトンカツからだ』
つづく。
ところで櫻井さんって・・・・・誰?
202308 ROCK GEEK DAYS(サトホン鹿児島公演レポート)第二話
我々を載せた飛行機は22時に鹿児島空港に到着。まずは生きて着陸できた事に心の中で神に感謝w
最終便とも言える遅い時間なのに、現地には今回諸々アテンドしてくれた対バンBRNの内田君が迎えにきてくれていた。彼とは二十年を超える仲だが、最初に彼を紹介してくれたのは他でもないドラムのまーちゃんだった。イケメンなルックスで職業は歯科医という事で嫁にもらって欲しいと思ったが残念ながら俺は男だったので諦めた。
内田君(以後ウッチー)が数千万はするであろう某高級外車のセダンで颯爽と待っていたので、俺は咄嗟に『もしかしたらヒラメいけるんでは?』と訳のわからない自信みたいなものを感じたのを覚えている。しかし彼が最初に発した言葉は高級外車のイメージを覆すような一言だった。
『すいません、ガソリンが半分しかありません』(笑)
そうか・・・、無理して30年ローンぐらいで外車買っちゃったんだな。 車はあれどもガソリンが買えない。
これでは本末転倒じゃないか! ご利用は計画的にとCMであれだけ口を酸っぱく言っていたのに。。。。。
俺は失望と共に何か怒りのようなものが湧き上がってくるのを感じた。ガソリンが無理ならヒラメも無理だと思ったからだ。
そうか、それじゃぁヒラメは良いからガソリンを入れようよ。俺も出すよ・・・と言いかけた時、ウッチーが言った。
『台風で鹿児島にガソリンが入ってきていないんです、町中のガソリンスタンドが営業出来ずで仕方なく閉めているんです。あと台風で高速道路が通行止めになっていて、目的地の鹿屋には山道で向かわねばなりません』
そうだったのか、俺は一瞬でも彼のことを疑ったことを心の中で詫びた。
ガソリンが買えなかったのはガソリンを積んだタンクローリーが来なかったからなのだ、そもそもガソリン自体が無かったからなのだ。しかも台風で高速が通行止めになっている!!なんてこった。これじゃぁせっかく鹿児島空港に辿り着けたっていうのに、俺たちは鹿屋に向かう山道でガス欠になって遭難してしまうかもしれないじゃないか。
つづく
202308 ROCK GEEK DAYS(サトホン鹿児島公演レポート)第一話
お待たせいたしました。2023年夏、サトホンとしては初めて訪れた場所、鹿児島。
今回はこちらの模様をレポートしたいと思います。いつも無駄に長くなるのでコンパクトに収めて見せます(笑)
台風接近
まずは台風6号。こちらは沖縄から九州を縦断する形で進んだ為、少しでもタイミングがズレていたら我々の鹿児島公演は実現しなかっただろう。
ライブの10日ほど前から毎日天気予報をチェックしてハラハラしていた訳だが、幸いな事に数日の差で台風は鹿児島を通過、飛行機も予定通り飛ぶ事になった。だが台風は去るも空のダイアへの影響は残っていたようで、例の如く搭乗を待つ間 最後の晩餐よろしく宴を楽しんでいる我々に『あんたらの使用する飛行機の到着が遅れている為、出発が1時間ちょい遅れます。覚悟しろよな』というああ無情なアナウンスが響いた。
アナウンスを聞き終わるか終わらないか、どっちでもいいその瞬間にギターの昭一がボソっと大声で叫んでいた。
01. Hello Hello
02. Who am I ?
――――――――
03. A Song for You
04. Hide in the Shell
――――――――
05. ’O Sole Mio
06. When I was Fourteen
――――――――
07. Wonder by Wonder
08. She’s So High
09. Hot Sweet Pie~
――――――――
10.Faraway Hideaway
en2. Friends (Guest Vo. Miyuki)
en4. GRORIA (Guest Vo. Uchida & Arimura from BRN)
01. Hello Hello
02. Who am I ?
――――――――
03. A Song for You
04. Wonder by Wonder
――――――――
05. ’O Sole Mio
06. HAPPY MAD
――――――――
07. I’m Getting Blue(Guest Vo. Uchida & Arimura from BRN)
08. GRORIA(Guest Vo. Uchida & Arimura from BRN)
――――――――
09. She’s So High
10. G.S.F
ファーストアルバムレコ発ツアー『Wonder by Madayander』
出演:サトシホンダドットコム
本田聡(Vo,B)、友森昭一(G,Vo)、大山正篤(Drs,Vo)
日程:2023年7月30日(日)
会場:大阪 LIVE HOUSE JUZA
時間:開場 18:00 / 開演 18:30
問:大阪 LIVE HOUSE JUZA 06‐6212‐2280
セットリスト
01. Hide in the Shell
02. Imposters
――――MC――――――――――
03. Hello Hello
04. Who am I ?
――――MC――――――――――
05. A Song for You
06. Laidback Goodvibes
07. HAPPY MAD
――――MC――――――――――
08. ‘O Sole Mio
09. When I was Fourteen
――――MC――――――――――
10. Wonder by Wonder
11. Hot Sweet Pie~
12. Faraway Hideaway
en. She’s So High
en. GSF
セットリスト
01. Hide in the Shell
02. Imposters
――――MC――――――――――
03. Hello Hello
04. Who am I ?
――――MC――――――――――
05. A Song for You
06. Laidback Goodvibes
07. HAPPY MAD
――――MC――――――――――
08. ‘O Sole Mio
09. When I was Fourteen
――――MC――――――――――
10. Wonder by Wonder
11. Hot Sweet Pie~
12. Faraway Hideaway
en. She’s So High
en. GSF
20230521 DYCUBE『サトシホンダドットノム』
セットリスト
00 ラバンバ
01 the loop
02 Happy Mad
03 A Song for You
04 Hide in the Shell
05 O’sole mio
06 When I was Fourteen
07 Laidback Goodvibes
08 Wonder by Wonder
09 She’s So High
10 Faraway Hideaway
=====================
en1 GSF
en2 ラバンバ
- All
サトシホンダドットコム
「WONDER BY WONDER」発売記念イベント
タワーレコード川崎店
01 A Song for You
—————–
02 She’s So High
03 Laidback Goodvibes
—————–
04 When I was Fourteen
05 Faraway Hideaway
—————–
06 Wonder by Wonder
サトホンとしては初めてのインストアイベントでこれまた初めてのアコースティックスタイルという事で、果たしてどのような感じになるのか?お客さんは来てくれるのだろうか? 期待と不安が入り乱れる中で会場入りしました。
到着時はお昼に行われた別のインストアイベントが若干押している感じでしたが、すぐにバトンタッチ。
急いでセッティングしてリハーサル開始です。
通常のライブハウスと違い、音響機器にも制約がある中でもキッチリと仕上げます。
ここはさすがのプロ集団(笑) 何がおかしいのか知りませんが楽しそうです。
真面目なメンバーです。本番前ギリギリまで真剣な打ち合わせとウォーミングアップを続けています。
本当は終わったあとどこで飯を食うのが良いのかということを話し合っていただけですが(笑)
しっとりと聞かせる曲があったと思いきや
MCでは和やかな雰囲気を醸し出す。
笑いあり涙あり、これぞサトホンの真骨頂。
この日は偶然にもレコードストアディという事で、『音楽を聴くスタイルは変われどもCDやレコードのような昔ながらのメディアを愛する人はいまだに沢山いる』『だからそういう意味でこれらを提供し続けてくれるレコード店には感謝しなければならないし、これからも応援していきたい』というような事を言っていたと思います。確か。
終演後は当日会場にてCDを購入してくださった皆さんにご挨拶とCDにサインという特典会が催されました。中には通販で既に注文してくれていたりライブ会場で買ってくれているのにもかかわらず、更に買ってくれた方もいらっしゃいました。本当にありがたかったです。しかしこういう会は短時間ではありますが皆さんと直接お話しできるんで楽しいですね。コロナのせいでマスク着用&アクリル板のパーティションのようなものありきでしたが、それでもね。
特典会終了後は再びステージに上がり、メンバーから皆さんに一言ずつお礼の言葉を述べさせていただきました。
皆さん改めてありがとうございました。
これにて先月からのレコ発ツアーが全て終了。現時点では今後の予定は決まっておりませんが、今回通常のスタイルとは一味違ったアコースィックでのライブが案外良い感じだったので、形に拘らず色々やれそうな気もしています。
例えばダンスとか。
チューチュートレインは入っていませんが、アルバム是非聴いてください。
オフィシャル通販ショップはこちら
サトシホンダドットコム
ファーストアルバム 発売記念ツアー
『Wonder by Wonder』
2022/03/20 下北沢MOSAiC
02. Who am I ?
——————————
03. A Song for You
04. HAPPY MAD
——————————
05. Hide in the Shell
06. Laidback Goodvibes
07. the Loop
——————————
08. Imposters
09. Stand Out
——————————
10. When I was Fourteen
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11. Wonder by Wonder
12. Hot Sweet Pie with Mangojuice
13. She’s So High
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en. Faraway Hideaway
2022/03/26 群馬太田EMOTION
SE. Slipped at the Station
01. Hello Hello
02. Who am I ?
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03. A Song for You
04. Hide in the Shell
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05. the Loop
06. Laidback Goodvibes
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07. When I was Fourteen
08.Wonder by Wonder
09. She’s So High
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10.Faraway Hideaway
en. Imposters
2022/04/02 札幌CrazyMonkey
SE. Slipped at the Station
01. Hello Hello
02. Who am I ?
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03. A Song for You
04. Hide in the Shell
————————
05. the Loop
06. Laidback Goodvibes
————————
07. When I was Fourteen
08.Wonder by Wonder
09. She’s So High
————————
10.Faraway Hideaway
en. Imposters
2022/04/03 札幌CrazyMonkey
SE. Slipped at the Station
01. Hello Hello
02. Who am I ?
————————
03. A Song for You
04. Hide in the Shell
————————
05. the Loop
06. Laidback Goodvibes
————————
07. When I was Fourteen
08.Wonder by Wonder
09. She’s So High
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10.Faraway Hideaway
en
HotSweetPie with MangoJuice
Imposters
2021/10/24 東京下北沢MOSAiC
サトシホンダドットコム DVD発売記念ライブ
『エド・サトホン・ショー』
セットリスト
01 Hello Hello
02 Imposters
——————————
03 A Song for You
04 Happy Mad
——————————
05 When I was Fourteen
06 Laidback Goodvibes
07 the Loop
——————————
08 Hide in the Shell
09 Stand Out
10 Who Am I?
——————————
11 Wonder by Wonder
12 Hot Sweet Pie with MangoJuice
13 Faraway Hideaway
——————————
en She’s So High
2021/03/13 札幌CRAZY MONKEY
セットリスト
01 Hide in the Shell
02 Who Am I ?
—MC—-
03 A Song for You
04 Happy Mad
—MC—
05 When I was Fourteen(新曲)
06 Laidback Goodvibes
07 Wonder by Wonder
—MC—
08 Stand Out(新曲)
09 Hello Hello
10 She’s So High
—MC—
11 Hot Sweet
12 Faraway Hideaway
en
Imposters(新曲)
2021/03/14 札幌CRAZY MONKEY
セットリスト
01 Hide in the Shell
02 Imposters (新曲)
—MC—-
03 A Song for You
04 Happy Mad
—MC—
05 When I was Fourteen (新曲)
06 Laidback Goodvibes
07 Wonder by Wonder
—MC—
08 Stand Out (新曲)
09 Hello Hello
10 Who Am I?
—MC—
11 Hot Sweet
12 Faraway Hideaway
en
She’s So High
202103 素敵な問題児(サトホン札幌公演レポート)第ハッチ話
公演日から一ヶ月近くが経過したというのにまだ昔の思い出に浸ってんのかよ!とお叱りを受けそうだが、言われてみれば確かに長い!そして無駄に長いこのレポート。皆さんも飽きてきただろうから今日で打ち止めにしますw (お前が飽きたんだろ!)
無事に2公演を終えたメンバーはクレモンスタッフの皆さんと地元の仲間、お世話になった方々とで盛大に打ち上げを行った。3人とも実に充実感溢れる顔をしているじゃないか。この写真さえあればこの旅がどれだけ素晴らしいものだったかを改めて説明する必要も無いだろう。
前回と今回のMCでも何度か話したが、個人的に北海道は大学時代に二年間暮らしていた思い出の場所という事もあり、この地を訪れるたびに何かこう甘酸っぱい思いが去来する。それが何なのかはうまく伝える事は出来ないがたぶん若ハゲの至りという事なんだろう。
札幌は大好きな場所だが東京から来るのは簡単ではない。予算とか色んな問題があってバンドでツアーを組む際に北海道が候補から外される事は少なくないのだ。だからこのサトホンで既に二回もライブを行えているというのは奇跡とも言えるw 改めて関係者の皆さんにお礼を言わねばなるまい。そしてしつこいけど会場に足を運んでくださった方にも感謝の意を表します。
ありがとう!CrazyMoneky !!ありがとう皆さん!!
頼りになる男。クレモン嶋田社長
この日の打ち上げではとても美味しい焼肉をご馳走になった。ライブの打ち上げで焼肉というのも珍しいが、そんな事よりも達成感に加えライブで大量の汗をかいたあとの生ビールは最高だった。俺は今札幌にいるんだ!という事を実感しながら飲むことで『もうどうなっても良い!死にたくない!もう思い残す事はない!もっと売れたかった!』とつい数日前にどこかで聞いたことのあるようなデジャブとも思える言葉が自然と口から出ていた事を日記に書いておこうと思う。
打ち上げで皆さんから『とても良かった』『素晴らしかった』『トリオは良いね』『演奏よりMCだね』というお褒めの言葉もいただけて豚もおだてりゃ木に登る、すっかり上機嫌になった豚、じゃない俺達だった。こうなるとそう簡単に終わるはずもない!結局は限りなく早朝に近い夜〜まで飲んでしまった。おっと!サラッと出てしまいましたね。この文学的な表現。村上龍も真っ青、ストリーキングで猫真っ裸だ。(全く意味不明)
ホテルに帰った俺はすぐさまベットに入る。本当はもう少し余韻に浸っていたかったが、前乗りを入れると三日連続の大騒ぎと大量のアルコールで体力は限界を迎えていたからだ。いや〜楽しかったなぁ。。。。と考えたのも床の間、俺は永遠の眠りについた。めでたしめでたし・・・・
瞼を閉じた2秒後、めでたくめざましで起こされた(笑) 出発の時間だ。
新千歳空港へはクレモンの店長であるアキラ店長が店長自ら送ってくれた。二日酔いで半ば廃人いや半魚人のような俺だったが空港での迎酒で見事復活(笑)メンバー三人、誰が言い出すという事もなくラーメンに生ビールを頼むあたり、やはり強者どもが夢の後だ(使い方も字も違う)
ラーメンをズルズルとすすっている間、終始三人は無言だった。しかしこれは食べる事に夢中になっているからではなかった。
この楽しい旅が終わってしまう事に寂しさを感じていたのだ。(俺は飛行機に乗るのが怖くて黙っていただけだが)
帰りの飛行機だが、行きと同様に3人並んで座っていたら客室乗務員の女性が『この前の列は非常口のシートで多分だれも乗ってこないから良かったら移れよ』と言ってきたので真ん中に座っていた俺が自主的に移ると申し出た。一人は心細かったが前回に続き今回も自分への挑戦としてあえて単独で座る事にしたのだ。タオルを持って手のひらの汗を吸い取る準備をしていたが意外な事に今回のフライトは揺れもなく実に安定していた。
自分が飛行機に乗っている事を忘れてしまうほどだった。『おいおい、もしかして俺は飛行機を克服しちゃったんじゃないの〜? 』
と着陸した後にドヤ顔で語った事も日記に付け加えておこう。
こうしてサトホン札幌2Days第二弾は無事に終了した。
残念ながらサトホンとしての次回の動きはまだ決まっていない。
だがこのバンドのおかげで俺は俺の中で消えかかった炎をもう一度点火する事ができたのだ。
色んなところでライブがやりたい!いつの間にかワンマンができるまでに増えた楽曲を形に残したい!
カーロスとアントニーニョという素晴らしい仲間、そしてそれを楽しんでくれる皆さんが一人でも居てくれる限りもう少し続けてみるつもりだ。
どうか皆さん、これからもSatoshiHonda.comをどうぞよろしくお願いいたします。
(2021.4.8 二年二組 マリオ)
202103 素敵な問題児(サトホン札幌公演レポート)第七話
前日朝5時まで飲んだ割には大した二日酔いもなく声も枯れていなかった。最近は加齢とともにアルコールの分解スピードも遅くなっていたので正直これには驚いた。
上機嫌になり『俺もまだまだ若い!ヤングだな!!よっ!このイケメン君、憎いね!』と楽屋の鏡を見ながら自分に語りかけていたのだが、その一部始終をハッチ小林に見られてしまった。なんとも恥ずかしい。ケツの穴があったら入りたい(無理だろ)
この何とも言えない恥ずかしい気持ち・・・そうこれは中学の時に自分の部屋でビリージョエルになりきり鏡に向かってエアピアノを弾きながらマイライフを歌っていたのを兄貴に見られた時と同じ気持ちだ。(前にもどっかで書いたなこれw)
まぁハッチとは付き合いが長いのでもっと恥ずかしい所やみっともない所を見られているので、この程度はケツ毛二本ほどのダメージに過ぎないがな(どういう例えだよ!)
ケツだケツだよマイライフ!と少々品のない会話が続いたので話を戻そう。
この札幌2Daysを迎えるにあたり今回は歌詞が覚えるのが大変だったとライブの最中にも話したが皆さんは覚えているだろうか?確かに歌詞を覚えるのは難儀した。ところがだ、MCについてはその逆で毎回ノープランだ。皆さんは知らなかったかもしれないが実は我々サトホンは演奏よりもMCが得意なのだ(笑)
ぶっちゃけ二日連続ライブの二日目ともなれば『札幌ひさしぶり!!』なんて話も出来ないし、せいぜい『昨夜は飲み過ぎましたね』と前の日の打ち上げの話をするぐらいしかない。だから出たトコ勝負、あとは野となれ山となれ、というか俺が喋らなくてもステージセンター後方のドラム椅子にMCのプロが鎮座しているのだからw 俺なんか本当は相槌とかツッコミ入れていれば事足りるんだ。
そうだ!それで思い出したが、今回の2Daysはギターの昭一友森のMCが冴えていた。彼はステージではあまり喋らない印象だったがところがどっこい実は結構面白い事を言う。次回のサトホンライブがいったい何時になるのかは分からないが、参加した暁にはどうかこのMCを楽しんで欲しい(曲はいいのかよ!)
そんな感じで二日目のMCもトラブルなく無事に終わった。限られた持ち時間の中で仮にライブが押してしまったとしたら、きっと我々は曲をカットしMC時間を確保する事だろう。ほんまかいな。
初日のレポートのあとにも触れたが、二日間を通して会場であるクレージーモンキーにお越しくださった方々、そして配信で参加してくれた皆さんに御礼申し上げます。ありがとうございました。また面白いMCネタを用意しておきますので次回があったら是非よろしくお願いします(だから曲は!)
さぁ最終日の夜だ。打ち上げいきましょう!!(笑)
202103 素敵な問題児(サトホン札幌公演レポート)第六話
今回の札幌での2Days。対バンの事も触れないわけにはいかないだろう。
というのも前回9月の公演ではこのコロナ渦という事もあり、初日こそNoizyRotさんが一緒に共演してくれたが二日目は対バンが見つからず急遽ワンマンをやる事になってしまったという経緯があったからだ。コロナが広がりはじめた頃に北海道で大規模なクラスターが起きた事もあり札幌でも皆さんかなり慎重になっていると聞いていた。そのため現状あまり状況が好転していない事から考えると二日ともワンマンやむなしかもしれないなと考えていた。だから今回対バンが見つかったと聞いた時は本当に嬉しかったのを覚えている。
初日に対バンしくれた木蓮の皆んなは今回はトリオバンド編成だったがとても良質な音楽を聞かせてくれた。前回ドラムのマーちゃんがクレモンでライブをやった時に一度対バンしていたとの事でマダガスカルというわけのわからない共通ワードで盛り上がっていたな。彼らはライブ後の打ち上げもご一緒させてもらいすっかり友達だ(笑)
そして二日目にご一緒させていただいたOXIGEN。彼らもいいバンドだった。こちらもスリーピースバンドだったから考えてみれば今回は皆んなトリオだった事になる(笑)ベースのサモハンの動きが終始気になってせっかくバンドを思い出そうとしても彼の動きばかりが頭に浮かんできてしまう。これは彼らのセールスポイントでもあるが他のメンバーにとってはイラっとするポイントになりうるかもしれない。
それにしても彼らのおかげでこの二日間はとても刺激的で楽しい二日間になった。本当にありがとう。また札幌のお邪魔した際は是非また会いましょう。
202103 素敵な問題児(サトホン札幌公演レポート)第五話
いよいよライブ2日目。ホテルのロビーでハッチとは待ち合わせせず、一人で予定の時間より少し前に会場であるクレモンに入ると見せかけて某所で昼飯を買ってから入った。メンバーはまだ誰も来ておらずスタッフの皆さんが仕込みをしてくれていた。『お久しぶりです!帰ってきましたよ〜!!』と元気よく挨拶すると店長のアキラさんが『早いっスね!(お前昨日もライブやったろ、てかまだ準備終わってねぇんだよ学習しろや)』とカッコ内の心の声はグッと堪えて笑顔で迎えてくれた。
『北海道に来たら俺は必ずこのカツ丼を食うね』(大山正篤)
人間と言うものは一度良い思いをすると、同じ事を期待するものだ。
前回マーちゃんから勧められるまま二日酔いのホテルから二日続けて同じパンツを履いたまま買いに行ったカツ丼は体調面でも精神面でも落ち込んでいた俺を救ってくれた。だから今回もあのカツ丼に身を任せる事にしたのさ。
パンツなんて古くても良い、俺はそんな事で人の価値を決める男じゃ無い。(お前が決める事じゃねぇよ)
何となく胃がムカムカしていても良い、カツ丼を腹にかっこめば彼が全てを洗い流してくれるはず!(逆にもたれると思います)
かぁさん、すまなかった。
刑事さん!全部俺のせいです。久々にライブやって友人と再会したせいでついつい今日もライブだって事を忘れてしまって・・・、いや嘘です。知ってましたよライブだって事を。でも酒が入ってきたら楽しくなっちゃって『もうライブなんてどうでも良い!何とかなるでしょ?』と思ってしまったんです。
喉が酒焼けで擦れ声になっても『ジョーコッカーとか、ボヘミア〜ン♪ みたいじゃない?クールだよね』と言い訳するつもりでした。『多少酒が残っていてもリハで汗かけば全部抜けるでしょ。サウナみたいなもんだからさ』と飲みながら朝の5時に自分自身に話しかけたのを覚えています。
初日二日目と両方のセットリストを見ていただくと分かる通り、今回の札幌2Daysに向けて俺は新曲を3曲用意した。
1月の時点では完成1曲と作りかけ1曲という状態だったが、3月まで延期させてもらったので待ってもらった分、新曲を増やすという形で返したいと思ったのだ。おかげでメンバーの二人には余計に労力をかけてしまったが(笑)
でもこうやって新曲を書いていくうちにいつの間にかサトホンとしてのオリジナル曲だけでワンマンが出来るぐらいまでになっている事に気づいた。まぁ大した曲では無いがw それでも感慨深いものはありますよ。ええ。(誰に話してるんだよ)
自分の書いた曲を自分で評価する事は難しいけど、この世界観を気に入ってくれる人がこの世の中に少しは居てくれるのかな、居てくれたら嬉しいなと思う。ずっとバンドの中の一つのピースとして演ってきたのでね。そういう意味ではすげー気になるけど、まぁせっかくなんで自分が演りたいものをやっていきますよ。
あれ?前半と後半の文章のタッチがまるで違う(笑)
202103 素敵な問題児(サトホン札幌公演レポート)第四話
いよいよライブ初日。ホテルのロビーでハッチと待ち合わせし、二人で予定の時間より少し前に会場であるクレモンに入るとメンバーはまだ誰も来ておらずスタッフの皆さんが仕込みをしてくれていた。『お久しぶりです!帰ってきましたよ〜!!』と元気よく挨拶すると店長のアキラさんが『早いっスね!(お前くるの早いよ、まだ準備終わってねぇだろ)』とカッコ内の心の声はグッと堪えて笑顔で迎えてくれた。
俺も長い事この業界でミュージシャンをやっているが、駆け出しの頃はまだステージでスタッフの皆さんが照明やマイクのセッティングをやっているにも関わらず、自分のエフェクターを広げてアンプから音を鳴らし始めるという失礼な事をやっては『もう少しお待ちいただけますか?』と注意される事があった。コンサートは自分だけ、演者だけで成り立っているものでは無いのだという事が分からなかったんだろうね。自分のセッティングや音作りの事ばかりが気になって周りが見えていなかったのだと思う。今思うと恥ずかしいですよ。
そんな若かりし苦い過ちに思いを馳せている間にメンバー二人も会場入り。『お久しぶり!!元気だったかい?』と声を掛け合う。(昨日の夜一緒だったじゃねぇか)昨夜はドラムのマーちゃんを一人店に残し、俺と昭一は3軒のみで帰った。明日のライブに備えて早く帰る。ミュージシャンの鏡のような男だ。 いやいや3軒も行けば十分だし、3軒ハシゴしておいて明日に備えるなんて良く言えたもんだ(笑)
まぁそれは良いとして、恐ろしいのは一人飲み屋に残ったマーちゃんだ。彼は一夜明け皆がまだホテルで休んでいる時間から活動を開始し札幌の仲間とのランチ会に参加してきたという。どんだけパワフルなんだよ。あんたって男は。
てか大山正篤とランチ会 このミスマッチな感じ イイ!!
そしてリハーサルスタート。
ライブMCでも触れたが、通常のリハーサルではそれぞれのパートが順番に音を出して全員が個々の音決め、整ったら次はバンド演奏でバランスなどを見るのが普通だ。しかしクレモンはそうじゃ無かった。それぞれが音を出し始めたと思ったら自然とバンド演奏が始まったのだ(少しでも練習したかったんじゃねぇのか)。するとどうだ? ドラムをあげてくれとか、ボーカルを少し下げてくれとか、そういうリクエストを必要としないバランスがすでに出来上がってしまった。
あまりに気持ち良いので全曲演奏してしまった。おいおいリハーサルだぞ!(少しでも練習したかったんだよ。悪いか)
Imposters(新曲)
こうして初日のライブは無事に終わった。(また内容触れずかよ!)
初日のメニューはこんな感じでした。
まだまだコロナで大変な状況の中、会場に足を運んでくださった方には本当に頭が下がる思いと言うか
感謝しかないです。今回も同時に配信をやりましたので全国で沢山の方が見てくださいましたが、やっぱりステージに立った時に目の間に誰がが居てくれる、それだけでテンションも上がるしやり甲斐も出るってもんです。
改めて会場に来てくれた方に感謝、そして遠方やご都合のため配信での参加となった方、全ての皆さんに厚く御礼を申し上げます。
写真をご覧いただこうか。
これはレアだ。そう!札幌には四半世紀前に俺と昭一が組んでいたバンド『RittZ』のドラマー中ちゃんこと
中幸一郎(敬称略)が住んでいるのだ。実は前回9月のライブにも来てくれたのだが、その時は色々あって会場のみの再会だったので今回はガッツリ飲もうと約束していた(笑) そういう懐かしい再会に加えクレモンのスタッフの皆さんや地元の友人、そして対バンの木蓮の皆さんと一緒に打ち上げるとあってはもはや『明日のライブに備えて』などと言っては居られない(笑)
打ち上げは地元の美味しい魚介をいただける居酒屋に3時まで。そしてその後は帰ると見せかけてアンダーグラウンドなバーで音楽を聴きながら昭一と中ちゃんと5時まで飲んだ。おいおい!今日もライブだぞ。
202103 素敵な問題児(サトホン札幌公演レポート)第三話
せっかくの札幌、しかも前乗りでライブは無い。基本フリー。
このような好条件の中、果たして誰が大人しく『僕は明日からに備えてホテルで寝ます』と言うのだろうか。そんな奴がいたら俺はもう友達を辞める。それはメンバーであるマーちゃんもショウちゃんもきっと同じ事を言うに違いない。これがロックンロール、そう信じて今まで生きてきたんだ(自慢するな)
詳細は伏せるが、この夜は移動の疲れを癒し明日からの活力とするために札幌一番(インスタントラーメンではありません)の高級ホテルで高級な中華フルコースをいただいた。フカヒレに始まり渡蟹のチリソース、鰻のチャーハンなど分不相応な高級食材を次々とご馳走になり、もうライブなんてどうでも良い!このまま高級中華の海で溺死したい・・・と思ったほどだ。
そしてその後は二軒ほどお店をハシゴし、プルプルしながらホテルに戻ったのはてっぺんを回った午前1時だった。よ〜し!明日からの二日間がんばるぞ。皆さん楽しみに待っていてくれ給え。
それではお休みなさーーーーーーい!!
あ、歌詞。
202103 素敵な問題児(サトホン札幌公演レポート)第二話
歌詞が覚えられてないからまだ着かないでくれ!という全くもって自分勝手な事を言う男の事は放っておこうとでも言いたげな感じで飛行機は無情にも千歳空港に着陸した。KYだよなホント(お前がそれ言うか)
まぁ確かに落ちて死ぬのと本番歌詞が思い出せずにステージ上で辱めを受けるののどちらか選べと言われたら後者を選びますけどね。ふふふ
事前情報として東京との寒暖差がかなりあるとは聞いていたので、メンバー3人は20度近い気温の中ダウンジャケットを着用してきた。都内ではアホかお前はという目で見られたが札幌に着いてしまえばこれが標準仕様、こっちのもんだ。都内で俺達の事をバカにするような顔していたあのオッサンをそのまま一緒に札幌に連れてきて『ほら見ろ!ざまみろ』と言ってやりたい!と俺はどんだけ小さい男だよw
『空港のゲートを抜けるとそこは雪国だった』
自分で考えたにしてはなかなか詩的なセリフだな、ひょっとして俺って小説家になれるかも。
そうだ!今考えてる新しいストーリーがあるんで特別に皆んなにも教えよう。孤独で飛行機が嫌いだった若者が旅先で出会った踊り子に歌詞を覚える方法を伝授されるも最後は『仮に歌詞を覚えられてもそれ以前にあなたの書く歌詞はつまらない』と意地を張られて最後は悲しい別れを迎えるという話。タイトルはそうねぇ『意地の踊り子』?
ハッチ『何をまたバカな事を言ってるんですかサトシさん、早く本題に戻ってくださいよ』
俺『おっと!ハッチ、こっちにも登場かよ、ってか何で君がここで現れるわけよ?』
ここで話を進める前に説明しておこう。
ハッチとは私が昔から世話になっているスタッフの『ハッチ小林』の事である。
古くは1999年GITANEの時にマネージャーとして付いてもらったのが最初で、その後fringe tritoneではライブ制作全般、俺が8bitsoundsという会社の代表をしていた時は社員として俺を助けてくれた。プライベートでは友達の少ない俺の貴重な飲み仲間なのである。彼は俺のことを東京の兄と呼んでくれている。伊豆じゃないんだな。
話を戻そう。
空港には今回の旅を全面的にサポートしてくれるCrazyMonkeyの代表 AkioRoseこと嶋田社長が直々に迎えに来てくれていた。どうもありがとうございます。滞在期間中どうぞよろしくお願いします!!
小学生のようにキラキラとした目そしてハキハキとした声で挨拶した我々は車に乗るために空港のビルから外に出る。するとどうだ冷んやりとしつつも気持ちの良い空気が一瞬で俺達を包む。『あぁ札幌に来たんだな〜』と実感すると共にこれから行われる二本のライブの事を思って身が引き締まった。
小一時間ばかりの移動を経て札幌のホテルに到着。こちらは春の到来を告げる暖かい風が時より吹くも、まだまだ路上には雪が積もり夜は氷点下になる寒さだとの事。やっぱりダウン正解!あのおっさんをドヤ顔で睨みつけてやりたかったなぁ(いつまでも根に持つ小さい男)
しかし何故今回の旅にハッチが同行しているのか?まさかお前!俺の小説のモデルになろうとでも!?
ハッチ『何をまたバカな事を言っているんですか。僕のことはどうでも良いのでレポートを続けてください』
俺『相変わらず真面目な男だな。仕方ない。話を続けよう』
ハッチがこの旅に同行している理由についてはまた時が来たらお知らせするとして、兎にも角にも彼が参加してくれた事でこの旅が更に楽しみなものになったのは間違いない。
こうして札幌初日の夜は老けていった。(じゃ早く死ねよ!)
202103 素敵な問題児(サトホン札幌公演レポート)第一話
昨年9月にサトホンとして初の地方でのライブ、札幌CrazyMonkey2Daysを行った事は皆さんもご存知であろう。このHPにもしつこいぐらいご紹介したからね。その札幌での公演があまりに楽しかった為、千歳空港に向かう帰路でクレモン(CrazyMonkey)の社長である嶋田君と1月末のライブを決めて、皆さんにも第一報としてお知らせしていたわけです。これが昨今の情勢のため二ヶ月ほど延期となってしまい、ようやく今回その日を迎える事が出来ました。
出発当日、羽田空港に集合したメンバーは出発前の儀式とも言えるアルコール注入を行いいざ搭乗。これにより飛行機嫌いの私は『もうどうなっても良い!死にたくない!もう思い残す事はない!もっと売れたかった!』という覚悟出来ているのかいないのか、潔いのか未練たらしいのか、どっちやねんの状態になる事が出来た。
しかし何度乗ってもこの飛行機というやつは落ち着かない。まてよ?落ち着かないという事は落ちて地面に着かないという事だ。
って事は大丈夫じゃないか。バカ言うな、地面に着かなかったらいつまでたっても空の上だぞ。
などと寺門自問自答している間に飛行機は離陸体勢に入った。
だ大丈夫、大丈夫。絶対。
この顔を見ろ。誰も信じられない。周りにいるやつ全てが敵だと信じて疑わない顔だ。左右を昭一とマーちゃんにガッチリと守られているのだが、やはり怖いものは怖いのだ。
俺は多分他人よりも想像力が山川豊なのだと思う。こうなったらどうしよう?とか、ああなったらどうしよう?とか要らぬ事を考えては手のひらに汗をかいていた。
カメラを向けられればどんなに不安に押しつぶされそうでもちゃんと余所行きの顔をする、これがプロというものだ。何がプロなのかわからないが、とにかく機体が安定するまでの間に俺の手には都合2リットルの汗が吹き出していた。お前はテニスプレーヤーかよ。
よくベルト着用サインが消えたらトイレに立つ人がいるが、俺的にはもってのほかだ。もしトイレまでの移動の最中にエアポケットにはまったらどうする。そういや飛行機のトイレってシートベルト締めないのか? そんな事を考えていたら夜も眠れない。夜も眠られないんだからこの真昼間に空の上で誰が寝られるんだよ!・・・・とまたネガティブな考え事してたら『ポーン』と音がしてベルト着用サインが消えた。
するとどうだ。いの一番に座席をたったのは俺の左隣に座っていた大山正篤、通称マーちゃんだった。この男只者じゃない(別に普通です)この時ばかりは彼の爪の垢を煎じて自分に飲ませたいと思った。いや、そんなの飲みたくない。
実際のところ彼は離陸前に誰よりもビールを飲んでいたから引力から解放されて利尿作用が働いたのだ。(宇宙かよ)
上空で水平飛行に変わってからは揺れもなくなりなんとなく安定した。きっと運転手も楽がしたくて自動操縦に変えたに違いない。あいつらも所詮は人間。サボりたいのだ。(バカ言っちゃいけません、いつもありがとうございます)
そこでようやく俺にも少し気持ちの余裕が出来たので、ライブの予習と洒落込んだ。ヘッドホンから聴こえてくる曲に集中し、歌詞を口ずさむ事で自分が空の上にいる事を一瞬でも忘れられたのは幸いだった。
羽田から千歳空港までは約1時間半という事なので、今回のメニューを一回通して聴けば少し時間は余るが到着できる計算なんだが、実際のところは曲に合わせて口ずさむ歌詞を間違えるたびにその曲の頭に戻してやり直す作業を繰り返していたら、メニューの半分もいかないうちに着陸と相成った(笑)
やばい。着陸よりも歌詞だ。
まだ覚えきれてないから、着かないで!!
202009 札幌2Days!!(さらば札幌編)
楽しかった札幌での2公演目を終えたサトホン御一行様は打ちあげとして札幌の街に繰り出した。
こちらにくる前から『俺はジンギスカンが食べたい、ラムちゃんだっちゃ』と寝言のように繰り返していた昭一友森のリクエストにクレモンのオーナーAkioRoseが応えてくれたのだ。ところがチンギスハーンは4連休の観光客増加で肉が売り切れというアクシデントのため断念。その代わりにラムしゃぶの店に連れて行ってもらったんだっちゃダーリン。
そういや、ジンギスカンと言えば去年の10月出稼ぎに来た南米の三人、あいつら元気かなぁ(笑)
書き忘れていたが二日目の公演には俺と昭一が昔組んでいたバンド『Rittz』のドラマー中ちゃんこと中幸一郎(札幌在住)が観に来てくれたのだった。久々に三人揃ったので終演後にボーカルのコーメーに電話したが彼は不在だったw
こういう懐かしい出会いもあり改めて札幌に来て良かったと思った。
明日にはもう帰路につかねばならないと思うと寂しさも手伝い、ついつい酒の量も増え気づいたら朝の5時まで飲んでしまった。酔っ払い状態の虫の息でホテルに戻った俺だったが、まずはパンツの確認を怠らなかったアルヨ。声を出し指差し確認『ヨーソロー!』(船かよ)よしよしパンツ君ありますね?OK点呼完了!!面舵いっぱい!! と独り言を言ったまま右回りにベットにROCKET DIVE!!
瞼を閉じた2秒後、めざましで起こされた(笑) 出発の時間だ。
新千歳空港へはクレモンの店長であるアキラ氏が送ってくれた。二日酔いで半ば廃人いや半魚人のような俺だったが空港での迎酒で見事復活(笑)メンバー三人、誰が言い出すという事もなくラーメンに生ビールを頼むあたり、やはり強者どもが夢の後だ(使い方も字も違う)
ラーメンをズルズルとすすっている間、終始三人は無言だった。しかしこれは食べる事に夢中になっているからではなかった。
この楽しい旅が終わってしまう事に寂しさを感じていたのだ。(俺は飛行機に乗るのが怖くて黙っていただけだが)
『完食。ごちそうさまでした。』
それはまるで夏の終わりの線香花火のような。儚くも美しい瞬間だった。(ラーメン食ってるだけだろ)
ありがとう札幌。なんども言うよ、俺はまた必ず来てみせる。その時まで待っていてくれよ。
飛行機はチェックインが早かったため、席の選択が比較的自由にできた。昭一が一番後ろの座席の左窓側を取ったので俺もその隣に並ぼうかと思ったが、まず自分への挑戦としてあえて反対側の窓側に座る事にした。窓側で離陸や着陸、地面からの高さをこの目で見る事で耐性を作ろうと思ったのだ。
マーちゃんについてはどの席を取ったのかもわからない。一人でスッと入ってスッと出ていった。もしかしたら同じ飛行機には乗っていなかった可能性もある。
無事に羽田に到着する頃には日も暮れてすっかり暗くなっていた。そして珍しく到着ロビーまではバスでの移動だったのだが、この階段を見るとウルトラクイズを思い出す(笑) タラップを降り、最後の一歩を踏み出したところで警告音が鳴って強制送還。
札幌に戻されるならそれはそれもありかもなぁ・・・なんて事を考えながら俺はいつまでもいつまでも暮れゆく滑走路を眺めていた。
到着ロビーに着いたらマーちゃん発見。
やっぱり乗っていたのか同じ飛行機に(乗ってるだろ!)
おしまい。
202009 札幌2Days!!(最終日編千秋楽)
目覚めからバタバタとした2日目のスタートだったが、ライブの方は初日を上回るパフォーマンスになった。
やはりバンドというものは生き物だ。
回を重ねるごとにメンバー間のシンクロ度も上がり、演奏のクオリティも上がっていく。
歴戦のプロと言える彼らだ、今更個々のスキルについて語る必要はないだろうが、我々のようなシンプルな構成のバンドは一人一人が奏でる音がバンドサウンドの構築に非常に重要な役割を占める。この点で考えてもこのバンドを観る面白さと言うものを感じてもらえるのではないだろうか。
普通でないポップ、本人にとっては至って普通の曲だがw 世の中には物好きな人がいて、このように捻じ曲がった感じの曲を気に入ってくれる人がどうやら少しはいるようで会場でも全国の配信でも沢山の方が参加してくれた。
初日と合わせ改めて皆さんにお礼を言わせていただきたい。『本当にありがとうございました』
こんな感じのバンドですが、よかったらこれからも肌寒く見守ってもらえればと思う。さすれば必ずもう一度皆さんの前に姿を表すだろう。たぶん(笑)
最後に二日目のセットリストをご紹介してこの無駄に長かったリポートを終わりにしようと思う。
追伸 札幌CrazyMonkeyのスタッフの皆さん、お世話になりました!! 好きですサッポロ!!
202009 札幌2Days!!(最終日後編第二章)
無駄に話を引き伸ばしてるって? フッ・・・昭和平成令和という3つの時代を必死の思いで生き抜いて来た俺にそんな野暮は言いっこ無しだよお前さん。まぁ図星だけど。
クレモンに到着した俺を待っていたのは正篤でも昭一でもなくスーツケースだった。いや厳密に言えば彼らは楽屋で昨日のライブのアーカイブを見ながらああでもないこうでもないと熱く分析をしていたんだが、そんな彼らへの挨拶も適当に済ませ俺は自らの荷物へまっしぐらだ。にゃーん
あった。 パンツ
危うく声に出しそうになった。いや出したかもしれない。まさか聞こえてしまったのか??
まぁいい。
『くそう!!心配かけやがって。 俺がどんな思いで過ごしていたかお前にはわかるまい。胸が張り裂けそうだったんぞ!』
二人に見られないように、トイレに篭った俺はパンツにそう語りかけていた。(早く履けよ!)
そんな時、俺の心の悪魔(たまに出て来ます)が語りかけて来た。
『どうせライブで汗かくんだから、このまま履き替えなくても良いんじゃね?』
うむ、確かにそうだ。それが合理的、エコだ。最近は物を大切にしない輩が増えた、ゆとり世・・・・
すると俺の中の天使(これもたまに出ます)が割り込んで来た。
『何を言ってるんだよ!ライブにおけるパンツは常に新しい物を履くべしと前前代の貴乃花親方も言っていたじゃないか!』
え?でも相撲はパンツじゃないのでは・・・・
悩みに悩んだ末(悩むトコかよ)俺は新しいパンツを着用した。身も心もリフレッシュだ。
今日はいいライブ出来そうだぞ!! YES WE CAN!!
トイレを出た俺は、昨日からの顛末を二人に正直に告げた。
すると彼らは目に涙を浮かべながら『聡、正直打ち明けてくれてありがとう!!』と感動してくれた。さすが竹馬の友、桃園の誓いを結んだ仲だけあるよ。(笑い泣きだろ)
さて、リハまで寝ようかな
202009 札幌2Days!!(最終日後編)
すっかり待たせてしまっていましたが札幌2Daysレポート最終日編の後編です(1日だろ待ってねぇよ)
という事で後半行ってみよう!!
三度寝の正直で今度こそ本当に目覚めた俺は会場に向かうと見せかけて風呂に入った。殺風景なホテルのユニットバスだったが、ここは札幌なんだ、俺は札幌に来ているのだと思った瞬間に目の前には大雪山の大自然が広がっていった。
層雲峡、洞爺湖、登別・・・くそ〜風呂入りてぇ(今入ってるだろ)。
そんな切ない思いを吐露している間にけたたましく携帯のアラームが鳴った。
The time has come ついにこの時が来てしまった。そう会場入りの時間だ。まだパンツも履いていないのに。(のんびりしすぎです)
大丈夫。普段から着替の速さには定評のある俺だ。電光石火のスピードで着替えてあっという間に会場にむか・・・・
『なにぃ!!!』
そこから先の数秒間の事は正直覚えていない。
あまりの驚きに目の前の景色がストップモーションのようになったかと思えば、頭の中では猛スピードで昨日の終演後からここまでの行動を思い返していた。
無い・・・
どこを探しても・・・・
替えのパンツが・・・・・・(笑)
実は昨夜のライブ後にスーツケースを転がしたまま打ち上げ会場に行くのは大変だろうとの事で、着替えなど最低限の荷物を厳選してクレモンを後にしていたのだ。
痛恨のミスとしか言いようがない、大失態だ。
せっかく定山渓温泉(をイメージした)で身を清めたというのに、俺はまた昨日のパンツに逆戻りしなければならないのだ。
皆んな、すまん。俺は汚れてしまった。こんな事じゃせっかく会場や全国で楽しみに待ってくれている皆さんにクリーンな演奏をお届け出来る訳ない。まさにプロ失格。
このままノーパンでなに食わぬ顔で会場入りする手もある、またはバスタオルの状態で近所のコンビニまで行く手も(捕まります)
行こう、とにかく。手段を選んでいる場合ではない。
俺にはクレモンが、サトホンの仲間が、全世界の皆さんが待っているんだ。
Let’s Go!! ファイト一発!!カモンアイリーン!!!
おっと、その前に湯船のお湯抜いて身体を洗ってからで良いですか? (時間ねぇよ!)
202009 札幌2Days!!(最終日前編)
前日は早めにホテルに戻ったというのに、そこから初日のアーカイブ映像を見始めてしまったのが運の尽き。結局は4時寝ですよ。それなのに6時に目が覚めてしまうこのジジイは今日も元気です!
という事で二日目レポート行ってみよう!!
6時にパッと目が覚めたとはいえ、やはり寝不足は寝不足。このまま起きてしまうと絶対にライブ、いや夜の打ち上げに支障が出るに違いない!と気合いと根性で泣きながら二度寝を試みた私は浅い眠りながらも10ジゴロまで寝る事が出来た。『ワレ睡眠ニ成功セリ』だ。今度は大丈夫。心地よい目覚めが改めて到来だ。
するとどうだ、小腹が空いたと俺の体がそう教えてくれるじゃないか。(よくわかんねぇよ)
腹が減ってはトイレもいけない。ここは昨夜ホテルに戻る前にマーちゃんが教えてくれたあのシェフの料理を食べるしかないだろっ!と小躍りしながら単身街に出た小躍り爺さんは、北海道の気持ちの良い気候を肌で感じながら颯爽とホテルを後にした。
『北海道に来たら俺は必ずこのカツ丼を食うね』
ホントか嘘かはわからんが、郷にいれば郷に従え、札幌に来たら大山に従えという定説を守るべく俺はセイコーマートのカツ丼に猫まっしぐら!にゃーん
ほほう!これはコンビニの弁当レベルで考えたらいい線行ってる。確かに美味い。よくよく考えたら俺は煮込んでないガリガリの玉ねぎが苦手なんだったなぁ。と思いながら丁寧に端に避けて食べましたよ(子供かよ)
腹もいい感じに膨れてエネルギー充電完了!!よし今日もいいライブやるぞ!!
あれ? 満腹になったらなんか眠くなって来ちゃった。。。。
寝たのである。三度寝だ。三度寝の正直だ。
だって17時入りだったんだもん。寝たっていいじゃないの!
だがしかし俺は逆流性食道炎という持病を持っているが故に、胃の中にものが入った状態で横になると胃酸が逆流してまずい事になるのだ。そんなまずい状況を知ってか知らずか(知ってるだろ自分)俺は少しだけ寝ました。
おやすみなさい。
202009 札幌2Days!!(初日編)
札幌CrazyMonkeyでの【サトホン】まさかの2Days無事に終了しました。
個人的に約十年ぶりに乗る事になった飛行機にビビりながらも、辿り着いた先は俺の知っていた素晴らしい札幌のままでした。新千歳空港に迎えに来てくれたクレモンのオーナーAkioRoseが運転する高級車に乗り込み、札幌までの車窓に映る広大な自然。
牧草地で気持ちよさそうに草をついばむ馬達を見ると(鳥かよ)『あぁ、俺は帰って来たんだ。青春を過ごした愛すべき札幌に、あの宝石屋に勤めてた女の子元気かな、公文書偽造で捕まった行きつけの喫茶店のマスター生きてるかな、あんたは犯罪者だったがあんたの作る豚丼はうまかったよマスター』・・・なーんて事をぼんやりと考えていました。
あとでAkioRoseから打ち上げの席で、「本田さんも友森さんも何も喋ってくれないから、僕は眠くて眠くて」・・・って早く言ってよ危ないなもう(笑)
昼過ぎに到着し会場入りまで少し時間があったので昭一とランチでも洒落込むかと、狸小路まで繰り出した俺たちを待っていたのは絶品の味噌ラーメン。
昭一が札幌に来るたびに寄っているというお店だったが、お店のお母さんが温かく迎えてくれて帰りにはお土産までいただくという嬉しいハプニングもあり何とも幸先の良い札幌2Daysのスタートとなりました。
満腹になったのちに会場入り。機材の準備などしているうちに前日にすでに札幌入りしていた大山正篤略してまーちゃんも合流。さぁいよいよ始まるな!!二日間みんなよろしく頼むぜ!!
という事で、初日は無事に終了しました。(レポなしかよ!)
今回は私個人的には自分が主催するライブでは初めての配信もありのライブだったので、不安もありましたがとてもやりやすい環境と素晴らしいメンバーのおかげで無事に終える事ができた次第です。このコロナ渦の中で会場まで来てくれた皆さんそして全国で配信を観てくれた皆さんに改めて御礼申し上げます。ありがとう!!
そしてライブ後は一緒にライブに出演してくれたNoizy Rotの二人とクレモンのスタッフの皆さんと打ち上げです!!わーい。
ざんぎ(食べかけ)
じゃがいも塩辛
牡蠣(俺は苦手)
ほっけ
美味しそうに盛り付けをするマスター
久々に来た北海道札幌、そしてライブも良い感じで終了し、程よい疲れと達成感に地元の美味しい料理のおもてなし。
これで気持ちよく酔えないわけがない。Noizyの二人は釧路に夜走り刑務所せねばならないのでアルコールなし&途中抜けで気の毒だったな〜ごめんね!
適度に酔いつつも明日に向けて牙を剥く三人は程々の時間帯で打ち上げを切り上げ、ホテルへの帰路に着いたのだった。
ライブの内容を一切書いていない事にご立腹の皆さんのためにセットリストを貼り付けておこうと思う。
さぁ!明日も頑張ろう!!
brand new standard
『明けましておめでとうございます!』
異種格闘技戦とも言えるバラエティ溢れるラインナップのトリを務めるべく、21時ごろステージに上がってきたサトホン.comの3人。
転換のセッティングが整ったと思いきや、まさかの一ヶ月遅れの新年の挨拶からスタート。
寒気と闘いながら会場に来てくれた皆さんにしてみればこのピント外れの挨拶に『もしかして今日は来ない方が良かったのあたし?』と嫌な予感が頭をよぎったのではないだろうか。だが、そんな心配をよそに我らがどっと混むチームは恐ろしいほどの自然体でライブを開始するのだった(笑)
この曲はデモテープ自体がギター1本でサクッと作られており実際の3人の演奏でもその雰囲気をそのまま踏襲。テンポも曲調も余計な力が入っていないまさに自然体。
気負いという文字のない我々にとってはうってつけの曲なのだ。
そういった時にこの曲のように音数も多くないシンプルな曲だと演奏しながらバランスをチェックできるという利点があるのだ。
まさにイベントの一曲目におあつらえ向きなんだよね。
俺にしては珍しくストレートな8ビートナンバーですよ(笑)
昨年に体験したとある事を歌詞にしてみたんですが曲調が爽やかなので
悪態ついても良い感じです(笑)
次なる曲は『A Song for You』と新曲の『Laidback Goodvibes』。悲しい別れを情感たっぷりに歌い込んだと思ったら、新曲では昨今社会問題にもなっているデンジャラスなテーマにも切り込むというチャレンジ精神も評価したいところだ(自分で自分を評価するな)。そしてライブは中盤に突入(もう中盤かよ!)
今回La.mamaさんに出させていただく事になりましたが、それぞれのLa.mamaデビューの思い出などを挟み込みつつ気づいたら単なる飲み屋の会話状態に。
前回のライブでもかなり脱線しましたんで今回はその点を注意しつつ軌道修正(笑)
10月の最初のライブから今日までの間に俺は新曲を3曲も作ったぞと高らかに宣言(おおげさ)し、次曲『Wonder by Wonder』〜『Who am I ?』へと。
『Wonder by Wonder』は今回の新曲でも一番最後に出来た曲ではありますが、タイトルからも想像できるように絵本や映画で見るおとぎ話の世界を歌にしてみました。・・・とMCで説明するの忘れました(笑)
いや改めて説明するまでもないですが、サトホン.comの売りはメンバー3人によるコーラスワーク、そう!ハモりにあるわけです。この曲のサビなんかも三声でバッチリハモってて、歌ってる俺自身いいなぁと感じながらやってますよ(笑) みなさんにはどのように映っているのかわかりませんが。
そして一転してゴリゴリのロックリフ曲『Who am I ?』。
終演後に何人かに「あの曲のリフかっこいいですねぇ」とお声がけいただきましたが、そんな畏れ多い事言われるワシは一体誰なんじゃ?・・・誰か教えてくれ(笑)
その後は突然クールなモードになり、ボーカリストとしての自分のキャラをどうすべきかを自問自答するようなそぶりを見せたかと思えば、所詮俺は三枚目半しか演じられないのだろうよと自虐的に開き直ったりと、まさに八面六臂の活躍(例えの使い方が違う)
来てくれている皆さんが演奏を楽しみにしているのか?それともMCの方なのか?それを確かめるのが怖いのであえて聞かずに次行きますけど(笑)
いい感じに盛り上がってきたと思ったらもう最後のブロックですよ。
客席からも『え〜』『まじかよ』『短すぎる』『やった!』
という声が聞こえて来ましたが、対バンイベントですからね。これは致し方ない事ですw
続いてはメンバーの二人がソロで歌うシーンがある『Hello Hello』と元気なポップチューンである『She’s So High』でステージのボルテージに限っては最高潮に(会場のボルテージじゃないんかいw)
自分で作っておきながら、そこまでキーを高くしなくても良いんじゃないのかと思うメロディラインがあったりしますが、やはりそれはもう自然とそうなってしまう訳なんでもう『止まらないでしょう〜♪』ってか(笑)
前回のライブで6曲、今回のライブで3曲。
合計9曲まで持ち曲が増えたサトホン.comがこれからどうなっていくのか?
その行き先は今はまだ誰にもわからない。
このレポートを書き終えるにあたり、最後にこのライブの〆に演奏した『faraway hideaway』の歌詞の一部をご紹介して筆を置きたいと思う。
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え〜、続きましてアンコールです。(続くんかい)
皆さんの温かい拍手に呼び込まれて再度ステージに上がった旅姿三人男。
改めて本日来てくださった皆さまへの感謝の気持ちを述べつつ、メンバー紹介!
大山正篤!友森昭一! 二人とも今回もプレイは勿論のことMCでも盛り上げてくれました。
そして最後はセルフカバー『Hot Sweet Pie with Mango Juice』で大団円。
我々のライブについて『会場が一体になって独特の温かい雰囲気になるのが好きです』と沢山の人に声かけてもらうのだが、これは間違いなく俺の・・・もとい彼ら二人のおかげだと思う。
本当にありがとう。素晴らしいミュージシャンであり人となりを持つ二人に胸いっぱいの愛とリスペクトを送りつつ今日のところは箸を置きたいと思う。(ご飯かよ)
おーちゃん、昭一ありがとう。そして最後に
この日ライブに来てくれた皆さん、残念ながら来れなかったけど応援してくれていた皆さん
『愛してるぜ』
ぷぷー
Satoshi Honda 30th Anniversary Live 『Satoshihonda.com』
ライブレポート(アンコール)
Mario Carlos Antoninho Komei
今回私の30周年をどこから聞いたのか地球の裏側から怪しい日本語で
『オマエ30ネ、イツヤルデショ?』というメールがきたのがライブ一ヶ月前。
東京の下北沢ってところでやるんだ、ところで俺は30じゃなくて50、
と返信はしましたがまさか本当に来てくれるとは(笑)
しかも今回は新たなメンバー1人増員
彼らは本物のエンターティナーなんでステージに出るにもメイクやら着替えに時間がかかります。さすがに10分も15分も会場の皆さんにアンコールをやらせるわけにはいかないんで、急遽私が過去〜現在まで所属したバンドのPVを流すことにしました。
GDからRittz、GITANE、フリンジと見事に老けていく、劣化していくのがわかる流れでしたよね。トホホw
事実はともかく、PVの最後にはなんと22年前に小滝橋ロフトで行われた彼らの初来日公演の映像が流るというニクい演出があり、その登場シーンとシンクロして同じタイミングでステージに本人たち登場。
まじか!こんな洒落た演出考えた奴は誰だ!(笑)
写真:【言葉も通じない異国の地で本番中のステージを不安な気持ちで見つめるマリオ、カーロス、アントニーニョの三人】
そして本編! ステージに現れた三人はSEに合わせ華麗なステップを踏む。『Shall We Dance?』
あなた達もご一緒にどうですか? 言葉は通じなくても気持ちは通じる。
ほら!あっという間に会場中のみんなが一体になってレッツ役所広司と草刈民代だ!!
あぁ!なんて素敵な雰囲気!! 恋をしてしま・・・
『アミーゴ!!!』
移動中の飛行機で飲みすぎたのかもしれない。センターのカーロスが酒灼けした声で叫んだと思ったらもう止まらない!!
一曲目のラバンバが始まった!
ちなみにスタートの合図を送るのは今回の来日に合わせて参加した新メンバーKOMEI。
22年前の初来日の時はメンバーでは無かったがたまたま日本に職探しに来ていて偶然その日のライブを目撃したという(笑)
そして何かの縁だろうか、今回はメンバーとして一緒に来日。
一曲目のラバンバから寸分狂わぬビートと完璧なハーモニーを見せつけ、会場の皆さんからは
『さすが本場は違う』『これは本物だ』『ホンマもんだ』『左の人、本田じゃないのか』『さすが本田と違う』
という驚きの声が上がったのは内緒だ。(内緒にする必要ないだろう!)
『レッツダンス!!』
繰り返しになって恐縮だが、センターのカーロスが酒灼けした声で叫んだと思ったらもう止まらない!!
ドラムのコーメーが間髪入れず『マ〜カ〜レ〜ナ〜!!!!』
おいおい!どんだけバリエーションあるんだよ。
コーメーのビート、アントニーニョのクラシックギター、カーロスのマラカス、そしてマリオのベー・・・・ベース持ってない!!
なんとマリオはシェーカーだ。
ところでマカレナと言えば日本でも大ヒットした曲なので皆さんもお聞き覚えがあっただろう。
しかしあの曲はとにかく早口でマスターするのはホントに大変だったそうだ。本物の歌詞カードを見るだけではスペイン語で難しすぎて歌えない。そのため聞こえた音を聞こえた通りにカタカナに変換し歌詞カードに載せてみたそうだ。
それは悪くないアイデアだったがそれでも早口言葉のようで途中で引っかかって上手に歌う事が出来ない。
実際に私も見せてもらったがまるでトウキョウトッキョキョカキョクのようだった。意味不明なカタカナが並んでいると
復活の呪文みたいに見えて来て結局だめだった(笑)
そこでマリオが考え出したという妙案がこれだ。
カタカナの羅列では引っかかる。
だから聞こえた音と同じ日本語に変換するという作戦だ。
これは良かったそうだ。この作戦のおかげで今までうまく歌えなかった部分が不思議とスムーズに歌えるようになったのだと。
これは皆さんもアイデアとして是非今夜から取り入れて欲しい。
トウキョウトッキョキョカキョク では無理だが 東京特許許可局だったらどうだ?
ほら!スムーズに言えるでしょ? (これでも言えねえよ!w)
『OK!カモン』
再三の繰り返しになって恐縮だが、センターのカーロスが酒灼けした声で叫んだと思ったらもう止まらない!!
いよいよ彼らのライブも最後の曲、『ジンギスカン』のスタートだ。
もう終わってしまうのか、22年ぶりにやっと再会出来たというのに・・・・。
最後はステージと客席の全員が泣いていた。(笑いすぎで)
ジン、ジン、ジンギスカン、ヘーライダー!ホーライダー!ヘーライダー!インマイライダー!
大合唱。
気付けばそこに居る全員が一体化していた。一つになっていた。なんと言う感動の瞬間。
演奏中、この時間が永遠に続いてくれたら良いなぁと思った。
(内心は早くビール飲みたいと思っていたが)
全3曲駆け抜けるように終わった。
お疲れ様!!!
客席に居る皆さんに別れを告げ、ステージを去ろうとした時、まさかのスティービィー!!!
スティービーワンダーのお約束曲が会場に流れたと思ったら、楽屋から
ドラムの篤生君が恐る恐るケーキを持って出て来たのだ。
これは予想外。
やられました。自分のライブをとにかく最後までトラブルなくやりきらねばと
そこばかりに気持ちが入っていた為、こんなサプライズが用意されているとは全く考えもしませんでしたよ。
なんでも残りのメンバーで俺に内緒で計画してくれていたんだそうです。
泣けるよね。ホントありがたい。
そして最後はこの日会場に来てくれた皆さんと一緒に記念撮影。
この日のために全国各地から時間を作ってわざわざ集まってくれた皆さん、
改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
追伸:本当言うとsatoshihonda.comはこの一回限りで終わりにするつもりだったんですけど、メンバーをはじめとする仲間から
引退はさせない!という強力なプッシュとブッキングがあった為w もう一回ライブをやる事にしました。
詳細は近日こちらでも発表しますので、もうしばらくだけお待ちください!!
※マリオ達は本国に帰ったのでもう出ません。観光ビザだったんで。
ライブレポート(本編)
SatoshiHonda.com
10/5に行われました本田聡30周年記念ライブは、沢山の方にご来場いただき
大盛況のうちに幕を閉じました。
改めて今回はこのラインナップにてお届けしました。
本田 聡 (Vocal,Bass)
友森 昭一(Guitar,Vocal)
大山 正篤(Drums,Vocal)
登場のSEも無いのかよ!とお叱りの言葉を受けそうではありますが、
一曲目の 『the Loop(未発表曲)』から にょろっと始めました。
二曲目の『Who am I?(未発表曲)』はグランジ的なギターリフ(言い方が古い)の曲。
俺たちはそんなにヤワじゃないぜ!と言いたかったんでしょうか。違うと思います。
一言挨拶を経て三曲目は冒頭からいきなりハモりで始まる『A Song for You(未発表曲)』
良い曲です。イントロを作るのが面倒だったわけではありませんっていうか悲しい別れの曲ですw 事実演奏後に何人か泣いている人を見かけました(気のせい)
ここで改めてのご挨拶。
皆さん初めまして!HondaSatoshi.comです。
違うだろSatoshiHonda.comだろ!
てな具合に(笑)
冒頭からもう力抜けてます。長年ステージには立ってきているのでそこまで緊張しないだろうなと思いつつ、それでもソロとなれば勝手も違うかなとも思ったんですが、やっぱり付き合いの長い仲間とのステージだったんでその心配は杞憂に終わりましたね。
そしてここからは本田聡の30年を振り返るモードに突入。
4曲目は先日17年ぶりの復活を果たしたGITANEから『PLEASE』。
ご存知の通りGITANEの歌は女性Keyとなってますので男が歌うには高すぎる。オクターブ下で歌うには低すぎる。
って事でその対策としてはまず一般的にキーを変えるかまたはメロディを変えるか?
こうなってくると思います。
原曲をリスペクトするならば出来るだけ同じメロディラインで行くべきなんでキーチェンジなんでしょうが、このPLEASEに関しては開放弦を使った独特の鳴りが曲の世界観を作っているためキーは変えたくない。
・・・・ってな訳でメロディラインを少しいじらせてもらいました。
Aメロの頭から低く入り、Bメロでハモりを効かせ、そこから一気に原曲通りの高音でサビを歌うという実に自然な流れになっていたはずです(手前味噌)
おっと、一曲の解説にこんな時間をかけていたらいつまで経っても終われませんのでこの辺で(笑)
続いて5曲目は同じGITANEから『Vicious Star』。1stAlbumに入っていたこの曲については前述のキーチェンジをしての演奏となりました。ギターの友森昭一君のなかなかの完コピぶりはさすがでした。兄貴に見せたかったw
MCを挟み、6曲目の『Hello Hello』、7曲目の『She’s So High』、
8曲目の『Faraway Hideaway』とこれまた書き下ろしの新曲を披露。
せっかくのソロライブだったので単なるアニバーサリーなセルフカバーだけで終わらせたくなかったんですよね。
フリンジともGITANEとも違う、私のソロの世界を皆さんにお見せする事ができればと。
そしてそれを具現化する為に友森大山両氏が力を貸してくれたといった訳です。
そして今回のこだわりの一つが編成です。
デモテープをそのまま再現しようとなれば、それこそ鍵盤やら同期ものを流したりなど色々と人や機材が必要になったんですけど、そこはあえてそうせず最少ピースとも言えるトリオでやる事にしました。(元々POLICEとかJOHNNY, LOUIS & CHARとかBB&AやRUSHとかトリオが好きだったんでね。)
このトリオバンドの構成でどこまでやれるのか、音数の少なさをコーラスなどで埋めたり、それぞれが頭と身体を使ってやれる事を最大限トライしてやってみる、その過程と結果が楽しいんですよ。何よりシンプルである事が良いんです(笑)
そしてメンバーそれぞれとの出会いなどを無駄に長くご紹介したりしたのち
ライブは後半戦に突入(笑)
9曲目はbuGの『Love Suicide』。
原曲が打ち込みドラムだったのですが、おーちゃんが頑張ってくれてましたね〜
当時リアルタイムでbuGのライブを見てくれたらしく、この曲のことも覚えてくれてたみたいです。まさか自分が演奏する事になるとは・・・と言ってましたけどね(笑)
10曲目は同じbuGの『Love for Sale』。
冒頭でいきなり間違えて演奏ストップしたのはご愛嬌。結果的に奏法解説的な演出になったのは逆に面白かったですが(笑)
曲によって歌に対してのベースのフレーズ(リズム)が全く別だったりするんで、なかなかの難易度なんですが、それを涼しい顔でやってしまうのが本物のプロなんでしょうねぇ。
自分も精進します!!(笑)
そして11曲目はVersusの『Hot Sweet Pie with Mango Juice』。
懐かしいです。そしてなかなかのポップチューンですよね。
この曲を持って大山氏とは一旦お別れ。ありがとうマーちゃん
続いてステージに登場したのは、fringe tritoneでリズム隊を組んでいる篤生こと斎藤篤生君。
気づけば彼とはこの30年の歴史の半分以上一緒に演ってるんですよね。俺のバンド歴の中では間違いなく一番長く演ってるドラマーって事でグルーヴ感などはバッチリ、なんの心配もいりませんでしたね。
彼を交えての選曲はもちろんフリンジから
12曲目は『Transparency』を披露しました。どの曲もそうですが普段コーラスパートを歌っているのが、いきなり主メロを歌う事になって慣れるまで頭の中が混乱しましたね。
そしてこの曲もメインリフと歌の符割が全然違うので苦労しました。そもそも歌う事を想定して作ってないし(笑)
間奏部の激しいドラムとギターソロのバトルはスリリングで、演奏しながら『かっこいいぞお前ら!』と思ってましたら俺の方が間違えました(嘘)
続いて13曲目は同じくフリンジより『Sang Alone』。
大好きなJeff Lynne風の曲で、仮タイトルもJeff Lynneでしたw
セルフカバーの楽曲はほぼ全てそのバンドの演奏をメンバーに聴いてもらってそれをアレンジしたんですが、この曲だけは自分のデモテープを参考にしてもらって仕上げました。デモバージョンの方がJeff Lynne度高かったんでねw
そして本編最後はfringe tritoneの『sha la la』でした。一筋縄で行くのが嫌な俺にしては比較的シンプルかつポップでフリンジのライブでも皆さんにも好評だった曲です。
ここまで全14曲。最後まで歌えるかな?と半信半疑な部分もあったんですがなんとかやり遂げる事ができました。クオリティはともかくw 最後まで歌いきれたので良かったですよ。
今回ボーカルを初めてやってみたけど、ライブ前から当日に到るまでの体調管理は勿論の事、長丁場のステージを駆け抜けられるだけのエネルギーが必要だったり(歌うって腹筋使うよね)と本当重労働なんだなというのがわかりましたね。朝から晩まで会社で働いて家族は俺が養ってやっているんだと威張っていた世帯主が休みの日に家事をやったら、おいおい家事ってすげー大変じゃないか!今まで偉そうにしててごめんなさいと気づいたかのような。そんな驚きがありましたよ(変な例出すな)
とにかく体力勝負ですわな。
兎にも角にも、大したトラブルもなく本編を終える事ができました。
ここまででかなりの長文になってしまったので(疲れただけだろ!)リポートは一旦終了とします。
二部についてはまた後日お送りしますので、ご期待ください。
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Satoshi Honda 30th Anniversary Live 『Satoshihonda.com』
出演:本田聡
スペシャルゲスト:Mario Carlos Antoninho Komei
終了しました。
ご来場いただいた皆様ありがとうございました!!